埋蔵文化財調査報告書 豊田市内で発掘された遺跡の調査報告書
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高橋遺跡−第30次調査− 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第86集 ★New!   沢尻遺跡 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第85集 ★New!

価 格 300円
刊 行 2021年刊行
ページ数 40ページ
サイズ A4

遺跡範囲の南西端部における調査。撹乱による削平が著しく、確認できた遺構は51基にとどまり、遺物量も多くない。また、高橋遺跡の中心的な時代の遺構や遺物は確認できず、中世〜近世が主体となることが明らかとなった。この調査結果は、南西端部付近での過去の調査事例とも合致することから、高橋遺跡内における時空間的動向をより補強するものである。

 

価 格 1,300円
刊 行 2021年刊行
ページ数 238ページ
サイズ A4

縄文時代中期後半を主体とし、早期後半・後期初頭の土器が一定量出土した。中期後半の竪穴建物4棟が確認され、竪穴建物SB1からは一括性の高い縄文土器が大量に、竪穴建物SB4からは埋甕1基が出土した。4棟の竪穴建物は、切り合い関係には無いものの、出土した縄文土器から変遷が明らかとなった。弥生時代前期の土器棺墓1基が確認され、土器を割って蓋として用いていた。土器胎土分析、黒曜石産地分析など、自然科学分析を積極的に行い、他地域から様々なモノが沢尻遺跡へもたらされていることが明らかになった。

     


寺部遺跡Ⅺ 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第84集   寺部遺跡Ⅹ 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第83集

価 格 2,600円
刊 行 2020年刊行
ページ数 372ページ
サイズ A4

弥生時代後期〜終末期の竪穴建物、古代の竪穴建物、近世の掘立柱建物、溝、土坑などを調査。勧学院文護寺に関係すると考えられる鴟尾片にはコンパス文が認められる。遺構に伴うものではないものの、古代瓦も多く出土しており、その分布は勧学院文護寺に近い、北東よりの調査区で多く確認された。近世は19世紀以降の遺構が中心であり、掘立柱建物や溝が確認された。

 

価 格 1,500円
刊 行 2020年刊行
ページ数 178ページ
サイズ A4

古墳時代前期の竪穴建物、古代の竪穴建物、中世の掘立柱建物、近世〜近代の溝、土坑などを調査。古代の竪穴建物は古代寺院である勧学院文護寺に関係する可能性が指摘される。遺構に伴うものではないものの、勧学院文護寺跡に関係すると考えられる鴟尾を含む古代瓦が大量に出土した。近世の溝は、現在の地割りに踏襲されていることを確認した。

     


神明遺跡Ⅳ 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第82集   寺部遺跡Ⅸ 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第81集

価 格 700円
刊 行 2020年刊行
ページ数 48ページ
サイズ A4

5世紀中葉の竪穴建物を調査。竪穴建物は台地の西縁部で確認され、名古屋台地で生産された可能性が高い縦線文を施した須恵器壺が出土した。

 

価 格 1,600円
刊 行 2019年刊行
ページ数 171ページ
サイズ A4

弥生時代中期〜古墳時代前期の竪穴建物、古代の竪穴建物、中世の土坑・井戸、近世の土坑・溝・石組遺構などを調査。弥生時代中期〜古墳時代前期の竪穴建物が遺跡西部の台地縁辺部にまとまって存在することが明らかとなり、集落の変遷を考える上での大きな成果となった。勧学院文護寺跡に関係すると考えられる土坑からは鴟尾を含む古代瓦が大量に出土した。中世の井戸からは一括廃棄された土師質土師皿が出土し、土坑からは14〜15世紀の中世瓦が出土した。

     

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