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市史編さん計画について

編さんの目的

 旧『豊田市史』は、昭和51年から昭和62年までに12巻13冊が刊行されました。第1巻の発刊からすでに40年以上が経過し、この間に著しい地方史研究の進展と市民層の歴史に対する関心が高まってきました。市域においても新たな事実の発見と調査が行われ、相当量の歴史資料が蓄積されてきました。
  平成17年4月1日、豊田市は周辺6町村と合併し、市域は大幅に拡大しました。合併とともに市民の間には郷土史、ことに地域の歴史,伝統的文化への関心が急速に高まりつつあります。地域を越えた一つの市としての、人々の歩みに関心がよせられ、市民に一体感のもてる共通の歴史書が必要となりました。
  21世紀をむかえ、われわれ市民をとりまく地域の自然環境と個人、家族、地域社会をめぐる社会構造は激変しています。この変動を的確に理解し、現状を正確に記録して次世代に確実につたえるために前回刊行の市史の足りなきを補い、新資料を加えて新たな豊田市史の編さんを計画しました。

編さんの目標

次の3項目を目標として、編さん事業に取り組みます。
  1. 市民にわかりやすく、親しみのもてる、利用しやすい、内容の充実した市史の刊行をすること。
  2. より多くの市民が、豊田市の歴史について理解と関心を高めることができる市史編さん活動を行うこと。
  3. 平成22年度の市制施行60周年に概要版を発刊し、令和4年度までに全巻を刊行させ、収集した資料の保存と活用の体制を整えること。

編さんの基本方針

  1. 学問的水準の反映
    近年の学問的水準が反映されるよう、学界の研究成果を広く取り入れることに努めます。
  2. 広汎な調査
    資料の調査は、市民の理解と協力のもとに、市内外にわたって広範囲に行います。
  3. 資料編の重視
    時代の変遷や歴史的評価の変化に左右されない資料編に重点を置きます。
  4. 平易な表現
    市民に親しまれるように、できるだけ平易な文章で記述し、斬新なレイアウトで写真や図表等を多く用います。
  5. 電子化による情報提供
    市民への情報提供は、印刷物による方法だけではなく、CD-ROM、DVD、インターネット等、新たな媒体の導入を積極的に進めます。
  6. 収集資料の整理、保存、活用
    収集した資料は、将来の市民の利用に供することを意図して整理、保存を進めます。


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